暴風・豪雨
自然災害から命と暮らしを守る
近年、異常な自然現象が原因となって起こる社会的・経済的な被害が多くなりましたね・・・・ 台風予報がきたら・・・これが大事!
家の周りをよく確認し、影響を及ぼすものは改善しておきましょう。
・煙突の支持補強や屋根のトタンなどに破損しているところはありませんか?
・物干し竿や植木鉢など飛ばされないよう屋内にしまいましたか?
・家の周りに飛ばされたり破損するようなものはありませんか?
・庭木の枝が折れかかっていたり、倒れそうになっていませんか?
気象情報に注意し、いつでも避難できるように準備しましょう。
・停電に備えて電池は補充してありますか?
・懐中電灯やトランジスタラジオは使える状態にしてありますか?
・緊急用の水や食料品は補充してありますか?
・床上浸水に備えて、家財道具は高い所に移動させてありますか?
避難警告に備え、最寄りの避難場所の位置を確認しておきましょう。
屋根の備え・点検
住宅も人間と同じように、年を重ねるごとに少しずつ変化していきます。不具合が生じても早期に発見して、
メンテナンスを実施していくことで、住宅の寿命に大きな違いがでます。定期的な点検をすることを心掛け、
身も我が家も守りましょう。
屋根は、雨などの侵入を防ぐ重要な部分です。外や窓から観察して、屋根葺き材がずれたり、ひび割れている場合は一つのメンテナンスのサインと考えてください。また、構造材への影響を調べるには、屋根裏の点検も有効です。通常の住宅では、押し入れの天井など、最低1箇所は外せるようになっています。懐中電灯を使って見える範囲で雨漏りの跡がないか等について、点検してみてください。なお、もし雨漏りのしみが室内にしみ出ている状態だったら、すぐにメンテナンスが必要です。 | ||
点検:外や窓から屋根の状態を調べる
住宅全体を見通せる位置から屋根を見て、「ムクリ、窪み、波打ち」「屋根葺き材の浮き、ズレ、割れ」を
確認します。1階の屋根と外壁との取合部に接近して、防水シートに破断している箇所がないかどうかを確認します。
(防水シートが見えない場合は雨仕舞用の鉄板の破損を確認)
基礎にひび割れが発見されている場合には、特に注意して住宅全体の傾きをチェックします。
確認しにくい場合は双眼鏡を使って確認しましょう。
点検:屋根裏の点検
屋根裏点検口周辺から「雨漏りのシミの有無」「カビや蟻道の有無」を確認します。
小屋裏、屋根裏点検口から全体を見渡し、小屋組や2階床組の「腐朽(木の隙間の木屑、裂け目
からのぞく空洞部、木材のくずれ、継ぎ目の隙間、割れ、腐れなど)」を確認します。
鉄骨造の場合は、鉄材の赤サビ発生の有無を確認します。
見えにくい部分は懐中電灯や双眼鏡を使って確認しましょう。
日射の影響を受けやすい屋根裏は熱気がこもりやすい場所ですが、異常なほどの湿気等を感じたら要チェックです。
お気軽にお問い合わせ下さい。